知っておきたい 葬儀の基礎知識

葬儀に出席できない場合(弔電・お悔やみの手紙)

葬儀に出席できない場合、電話でのお悔やみは避けるようにしましょう。
喪家では葬儀の準備などで忙しく、さまざまな連絡用に電話を使用しなければならないからです。
なるべく電報を利用するようにしましょう。

また、お悔やみの言葉を書いた手紙を出すのもよいでしょう。故人やご遺族とのつきあいの深さによっては香典を郵送する場合もあります。

 

一般的な弔電の例

「謹んで哀悼の意を表します。」

「○○様のご逝去を悼み謹んでお悔やみ申しあげます。」

「○○様のご逝去の報に接し、心からお悔やみ申しあげます。」

「○○様のご訃報に接し、心から哀悼の意を捧げます。」

「○○様のご逝去の報に接し、謹んでお悔やみ申し上げますとともに、心からご冥福をお祈りいたします。」

「悲報に接し、悲しみにたえません。心よりご冥福をお祈りいたします。」

「ご生前の笑顔ばかりが目に浮かびます。どうぞ安らかな旅立ちでありますよう、心からお祈りいたします。」

※○○の部分には故人と喪主との関係によって、“ご尊父”、“ご母堂”、“ご主人”、“ご令室”、“ご子息”、“ご息女”などが入ります。

 

お悔やみの手紙の例

事情があって参列できない場合の文面

ご生前のご厚情を思えば、お見送りしなければなりませんのに、やむを得ない事情がありまして告別式に参列できません。どうぞお許し下さい。故人のご冥福を祈って手を合わせております。


年賀欠礼状を受け取ってはじめて死亡を知った場合の文面


本日、年賀欠礼のお知らせをいただき、たいへん驚いております。御病気のことも少しも存じませず、お見舞いもお悔やみも申し上げず、失礼致しました。

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