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悲しみを癒す
ケアの考え方 2
頭ではおかしいと理解していても、他人に怒りを向けたり、自責の念を感じてしまいます。
これを一方的におかしいと責めるのは逆効果です。
そう感じることは自然だと受けとめさせることで、やがてそういった感情は薄れていきます。
悲嘆の感情表現をあまりしない人は、立ち直っていると考えるのは早急です。
悲嘆を充分に表現できない人の方が、大きな悲嘆、大きな問題を抱えている場合があります。
そのような人の場合は、悲嘆を表現できるようにサポートしましょう。
悲嘆が大きくて受けとめることが辛い場合、故人のことを喋りたくない、思い出したくないと思います。
ですから、無理矢理聞き出すことは避けましょう。
しかし、いつまでも避けていると、「グリーフワーク」は進みません。
少しづつでも、故人の死の悲しみを受けとめるようにさせましょう。
亡くなった人のことを思い出すことが辛い時期には、故人の思い出の品を処分したり、あるは引越しをしたくなることは良くあります。
ですが、故人の思い出は、後に大切なものとすることができますので、一時の感情で処分や引越しをしないように勧めましょう。
いろいろな感情が強すぎる時には、アルコールや精神安定剤なども助けになります。
ですが、これらは悲嘆を受けとめ、それを表現することの妨げになることもあります。
あまり依存しすぎると、正常に「グリーフワーク」を進むことができなくなります。
悲嘆を表現する方法としては、詩を書くとか、故人に対して手紙を書いてみるといったことも効果的です。
また、「グリーフケア」を目的とした専門の会などに参加することもできます。
利害関係のない第三者の、専門家やグリーフワークの経験者に話を聞いてもらうことは、とても効果的です。
場合によっては、こういった方法も勧めてみましょう。
病気による死別などの場合、遺族の悲嘆は死別の前に始まります。
この場合も、家族の悲しみなどの感情の表現を、正常なものとして受けとめる必要があります。
そして、死別までにすべきことを冷静に考えて、悔いを残さないようにアドバイスする必要があります。
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