| あいさつ回り、法要など
 
 挨拶回り葬儀後、2〜3日中に「挨拶回り」へ赴きます。訪問先には事前に連絡しておいた方が良いでしょう。
 寺院など世話役代表とお世話いただいた方親戚近所の方故人と特に親しかった方会社関係の方 など
 故人の勤務先への挨拶回りは、公的手続きも同時にすることになりますので、事前連絡の際、用意するものなどを確認しておきます。 
	  身分証明書会社の鍵やバッチ社会保険証、厚生年金手帳印鑑 勤務先では、「給与、退職金、持ち株、団体保険や埋葬料、遺族年金」などの支払準備を進めます。
 
 死亡通知とお礼状通夜、葬儀の連絡がとれなかった方へ、「死亡通知」を送ります。また、通夜・葬儀後、一般参列者の方に「会葬礼状」を渡していない場合には、早めに「会葬礼状」を送ります。
 
 基本台帳の整理と作成葬儀後、「死亡通知」「お礼状」「香典返し」「法要」「補助金申請」「遺産相続」「税控除」「確定申告」などの諸手続きを滞りなく行うため、基本台帳を整理・作成します。 
      芳名帳 (名刺なども一緒にします)広範な関係者名簿 (死亡通知、年賀欠礼挨拶状などのため)香典帳 (供物帳、香典袋なども一緒にします)会計記録台帳 (各種領収書も必ず整理しておきます) 忌中と喪中「忌中」とは、仏式では「四十九日」の忌明けまで、「喪中」は、故人が亡くなってから1年後の命日までです。喪中の間、遺族は慶事・祭礼などへの出席を差し控えます。 仏式の法事は「中陰供養」と「年忌法要」とに分かれます。「中陰」とは故人の来栖が決まるまでを指し、亡くなられた日から四十九日までです。その忌明けまで7日ごとに法要を行う日がおとずれます。
 
	  初七日(しょなのか) 亡くなられた日を含めて7日目二七日(ふたなのか) 亡くなられた日を含めて14日目三七日(みなのか) 亡くなられた日を含めて21日目四七日(よなのか) 亡くなられた日を含めて28日目五七日(ごなのか) 亡くなられた日を含めて35日目六七日(むなのか) 亡くなられた日を含めて42日目七七日(なななのか) 四十九日、忌明け、満中陰 四十九日(七七日)は中陰供養の中でも特に大切なものです。僧侶にお願いして、丁寧に忌明け法要を行います。宗派によって五七日(三十五日)をもって忌明けとする場合もあるようです。また、本来の法事の日に都合がつかず、別の日に振り返る場合には、遅らせずに早めに済ませましょう。
  他に百ケ日法要も重要で、死後100日目にあたる日に行います。ただし、地域、宗派により内容が異なることがあります。
  
 納骨自宅に安置するご遺骨は、「四十九日」「百ケ日」遅くとも「一周忌」までに納骨します。「納骨法要」には、親戚や故人と親しかった方に出席をお願いし、僧侶にお勤めをしていただきます。
 線香、ろうそく、お花、桶、柄杓、供物などを用意しておきます。
 ※埋葬の祭、埋葬許可証を墓地のある寺か霊園の管理事務所に提出します。印鑑が必要です。墓地の名義人が故人となている場合は、名義変更が必要です。
 
 
 一周忌故人が亡くなられてからちょうど1年後の同月同日(=祥月命日 ショウツキメイニチ)に行います。喪中期間はこの日で終わります。
 僧侶の読経、列席者の焼香などで故人の供養をします。
 
 
 年忌法要三回忌は故人の死後、3年目ではなく、満2年目に行います。同様に、七回忌は、6年目、十三回忌は、満12年目、三十三回忌は、満32年目となります。
 
 
 弔い上げ本来、先祖供養は「何年やったから終わり」ということではありませんが、一般的には三十三回忌を最後の法要として、「弔い上げ」とする場合が多いようです。その際、位牌は「○○家先祖の霊」として合祀することになります。その後は、お盆やお彼岸に供養する形となります。
  
 |